<第一回>PONO懇談会
1.学年とお名前、お住まいの地域を自己紹介
2.PONOで今行なっている療育(運動:粗大運動)と知育(集中力と手先の動き)をする意味についてお話し
3.ご家庭で困っていることを参加者全員で相談
食事中に排便に行きたがるのを許しているが、良いですか?
幼稚園では主活動の前には必ずトイレに行っておくように伝えています。
食事の前も、もちろん伝えます。
トイレに行く頻度は個人差があるので、みんなで行くというのは低学年のみで、年中年長は子どもの意思に任せています。
主活動中にトイレに行きたい、と言われたら、「さっき行っておいてね、と伝えたよね」と言って年長では行かせないこともあります(個人差を配慮して)。これはけじめです。
小学校は40分間席に座っていなければならないことも見通して指導しています。
滑舌が悪い。どうしたらいいでしょうか。
まず親御さんがそれに気付いていることが素晴らしいです!
親子って不思議なほど言いたいことが伝わってしまうので、他人には聞き取りにくいこともわかってしまうものです。
滑舌の悪いお子さんは今幼稚園にもたくさんいて、困っています。
滑舌をよくするためのヒント
*断乳していること
*おしゃぶりも減らしていきたい(こだわり、執着は徐々に)
*折りたたみスプーンをつぶしたりして、口の中の力をつける
*風船を膨らます
*ふきながし
*口の中の刺激が大事なので、氷を舐めると良いというアドバイスをもらったことがある。
*全身が緊張状態なので、口腔内も緊張する
なるべく硬いものを食べさせた方が良い
*Youtubeの健口体操も参考になる。
*きょうだいの発音が悪いと、弟や妹の発音も悪くなって、それでいいと思ってしまう。発音の矯正に通っている。
食べる時にくちゃくちゃ音を立てている
滑舌が悪いことにもつながるのですが、 口呼吸の子が多いです。
鼻呼吸であれば口も閉じるはず。
深呼吸を親子でして、肺の隅々まで空気がいきわたるようにしましょう。
酸素が脳にも届きます。
口呼吸の子は風邪もひきやすくなってしまいます。
偏食がある。幼稚園では食べているようだけれど、家では食べない。
偏食も、オムツも一発でなおす方法はあります!が、親御さんの覚悟がいります!
うちは、URAPAGEのトイレトレーニングでオムツがとれました!👏
奥田健治先生の行動分析学の本によれば、フルコースのように、お皿を出していく方法で、好きなものは一番最後に出すようにします。
(詳しくはまたURAPAGEで紹介しようかな)
メンタルが落ちた時はどうしていますか?
懇談会をしたのには、みなさんで連絡をとったり、相談し合えたら良いなと思ったからです。
ただ、LINEグループを作るのはやめてくださいね。
幼稚園でも相談にいつでも相談にのります!
ご夫婦でよく相談し合うことも大事です。
教育に一貫性がないと、子どもは迷ってしまいます。
ママはだめ、というけど、パパはいいという。。。これでは子どもはきちんと育ちません。
1番へのこだわりが強く、困っています
先の目標や見通しを持たせてあげることや、小さなことでも褒めてあげることが大事です。
愛情が満たされると、こだわりが軽減することもあります。
小さなご褒美でがまんできたね、とシール帳などを作り、いっぱいになったらご褒美、と決めるのも有効。
<PONOでは。。。>あとで聞いた話では、ゆっくりできた人が1番ね、と逆1番をしているそうです。
なるほど!ご参考ください。
ルーティンが決まっていて、イレギュラーなことに対応できなくて癇癪を起してしまうんです。
先の見通しがつくように、一日のルーティンを絵カードで示しておくのも有効です。
たぶん、聴覚よりも視覚が優勢だと思うし、まだ文字も読めない段階だったら、絵カードがいいです。
制服を着る → 幼稚園に行く(前の晩と朝に確認)体操服登園の時は
体操服を着る → 幼稚園に行く などの見通しを立ててあげると安定する可能性があります。
ご家庭で本当にそれが大変だったら、制服のまま来て構いません。幼稚園で着替えればいいだけの話だし!
絵カードはネットでも買えますよ!
初めての懇談会はこんな感じでした。
私たちも調べてみないとわからないことがたくさんあるし、勉強になりました。
一緒に考えて、一緒に悩み、勉強していきましょう!